オフィスづくりのコラム

COLUMN

カフェスペースがコミュニケーションを促し、イノベーションを生み出す

2019.10.23
  • ABW
  • コミュニケーション
  • 生産性

コミュニケーションが減っている会社は危ない!

「毎日、決まった人としか話さない」
「他部署で働く社員の顔と名前が一致しない」
気がつくと、あなたの会社もそんな状況になっているかもしれません。
とくに成長期で社員の数が増えている会社は、要注意です。
仕事の忙しさに紛れて社員同士のコミュニケーションの量が減り、雑談の声が聞こえてこないオフィスになっていませんか。

昨今、仕事の生産性を上げ、新たなイノベーションを生み出すためには、社内コミュニケーションが必要だと言われています。
コミュニケーションが不足していると、「誰が何をしているのか」、「今、会社はどんな状況にあるのか」ということなどが不透明になってしまいます。その結果、会社が直面している問題に対する意識が希薄になったり、経営層と社員の目線がズレてしまったりすることにつながります。もしかしたら、同僚や上司、会社に対する不信感さえ生まれてしまうかもしれません。

コミュニケーションを生み出す場としてのカフェスペース

社員が互いにコミュニケーションを行うのは、会議などの席上に限りません。
ランチタイムや休憩時間の雑談、終業後の飲み会なども含めた「非公式」なコミュニケーションなどを通じて、社員の働き方を方向づけ、成長を促すことが、生産性を上げるための鍵になります。
今のワークスタイルは、かつてのような「集団で同じ仕事を行っていく」昭和的なスタイルではなく、個人やチームでプロジェクトを推進していくものが多くを占めています。そのため、従来のようなオフィスでは、コミュニケーションが不足しがちになってしまうのです。急成長しているベンチャーなどでは、公式・非公式の社内コミュニケーションの機会を増やす工夫をオフィスに施しています。
その工夫のひとつが、カフェスペースです。
自席を離れて、気分をリフレッシュできるスペースに立ち寄るだけで、コミュニケーションが活発に行われるようになります。

ただし、単にコーヒーサーバーなどを用意するだけでは効果は上がりません。

滞在時間が40秒を超えると、その場にいる人同士の会話が発生する確率が高くなったという研究結果があります。コーヒーを入れて席に戻るだけでは10~20秒しかかかりませんので、コミュニケーションの発生率は低いままです。テーブルやカウンターなど、その場で飲めるようなカフェスペースの環境を用意することで、滞在時間が長くなり、会話が生まれ、コミュニケーションが誘発されます。

カフェスペースの多様なメリット

社内カフェは、社員への福利厚生施設として食事を提供したり、社員が勉強をしたり、集中して作業したりする場所としても有用です。

しかし、それ以上に重要なのが、上に述べたような社員間のコミュニケーションの促進効果です。
異なる部署の人と話したり、雑談をかわすことによって、仕事上のストレスも解消され、アイデアやイノベーションが生まれるきっかけになります。

<社内カフェの利用シーン>

  1. プライベートな会話の場

    何気ない会話をかわす場所があれば、同僚・部下の成長も把握でき、普段の報連相では見えてこないSOSにも気づくことができるようになります。部門間のコミュニケーション不足を解消したり、職場の人間関係を改善したりすることにもつながります。多くの新しいアイデアが雑談から生まれるというメリットも見逃せません。

  2. 気軽な相談ごとができる場

    メールでは伝えにくいけど、わざわざ打合せをするほどでもないような確認事項は日常的にあります。そんなときに気軽に使えるスペースがあれば、ちょっとした面談場所として、相談ごとにも使えます。

  3. リラックスしてストレスを解放できる場

    人により異なりますが、人間の集中力が持続する時間は45分程度と言われています。45分間につき15分の休憩を取れば、作業が辛くなる前にリフレッシュでき、次の1時間も集中して臨めるようになります。この15分を社内カフェで過ごせば、絶好の気分転換になります。快適な空間が心身をリフレッシュしてくれるのです。

  4. 情報やツールを発信・共有できる場

    みんなに知ってほしいことを社内カフェに掲示すれば、全社一斉メールで送るよりも自然な形で、多くの人の目に止まります。出張のお土産や、頂いた差し入れなどを共有したりすることもできるでしょう。それによりさらに人が集まり、新たなコミュニケーションが生まれます。

    社内カフェのメリットは他にもあります。
    簡単な社内セミナー・イベント会場としても利用できますし、接客や求人などに利用することによって、会社のアピールポイントとして、企業としてのブランディング効果も期待できます。

オカムラの家具で作るカフェスペース

オカムラでは、働き方やオフィス環境が多様化する中で使う人の個性を尊重し、心に響く家具を生み出しています。

「ライブス」シリーズ

居心地の良いカフェスペースがあると自然と人が集まり、偶発的な出会いによってコミュニケーションが生まれます。そんな心地良さと働くための機能も備えた空間を実現するために。Lives(ライブス)は、豊富な製品ラインナップで理想のオフィスづくりをサポートします。

「アルト ピアッツァ」シリーズ

どうにも仕事が進まず、カフェスペースに移動してほっと一息。その時の作業や気分に合わせて働く場所を変える、自分で選択できる働き方へ。Alt Piazza(アルト ピアッツァ)は、オフィスの共有スペースを気持ちよく働ける場へと変えます。

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