
江戸時代初期に藩主島津家の別邸として築庭された、国指定名勝「仙巌園」内にある商業棟の2階部分を本社オフィスとしてリノベーションして使用した事例です。
桜島と錦江湾を一望できる雄大な景観を活かしたオフィスレイアウトや、純和風建築内にしつらえた先進的なオフィス、環境配慮の視点から県産木材を内装材・家具にふんだんに利用している点、天井照明の全LED化などが特徴となっています。
またオフィスセキュリティや来客対応のために、園内300メートルを越える敷地内にセキュリティ・インターホンシステムを構築しています。
プロジェクトの詳細
所在地: 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
対象面積: 523㎡
オフィス対象人員: 50名
インテリア竣工: 2012年 12月
デザイン担当: オカムラ・上妻 良太郎(オフィスデザイン)
エントランスエリア
県産杉を活用した和的なしつらえの受付空間
エントランスエリア
県産杉を用いた造作壁でオフィスとの境界を表現します
執務エリア
ユニバーサルプランを採用したフレキシブルなレイアウト
執務エリア
桜島を臨む眺望を活かしたコラボレーションスペース
エグゼクティブエリア
屋外の眺望を活かし、和風の内装で仕上げたインテリア
エグゼクティブエリア
その他の役員室も同様のインテリアで統一しています
コミュニケーションエリア
ダークブラウンとホワイトでシックな装いを演出します
コミュニケーションエリア
ガラス壁を採用し、空間に開放感を与えます